会社概要

会社沿革Company History

日本で生まれ、グローバル市場で急成長するクラウド製品開発ベンチャー

クラウディアンは、日本で創業し、グローバル展開のためシリコンバレーに本社を移転し、両拠点で製品開発する技術系ベンチャーです

クラウディアンは2010年に「CLOUDIAN HyperStore」を開発、翌年より商用製品の提供を開始し、現在では本製品にフォーカスした事業を展開しています。前身企業は、2001年の創業以降、約10年間に亘り、世界で数千万人規模にまで成長した大規模携帯メールシステム製品を提供していました。しかし、リーマンショックやスマートフォンの登場により新規需要は減少し、新たな事業開発が求められることとなりました。

当時、同社では経済産業省が主導した「情報大航海プロジェクト」の提言どおり、いまではビッグデータと呼ばれる、インターネット等に流通する膨大で多種多様なデータが、新たな価値を生み出す時代を迎えると考えていました。ただし、一般的に使われる従来型の高価な専用ストレージ装置には物理的な容量の制約があり、かつ経済性の点からフリーミアムのようなクラウドのビジネスモデルに適用するのは難しいと見ていました。

一方、同社の技術資産には、大手クラウドと同等の、ソフトウェアで大量データを多数の汎用的なサーバーに分散し並列処理するというテクノロジーの開発経験やノウハウがありました。そこで、従来型のストレージ製品には想定外のビッグデータを扱える、この分散並列処理技術を実装したソフトウェアのストレージ製品を発表したところ、多くのクラウド事業者に採用いただきました。

また、企業においても、研究開発、製造工程や品質管理、ソーシャルマーケティング、IOT等、多方面でビッグデータへの対応が求められると考え、同社の事業を本製品の開発提供に一本化し、クラウド事業者といったプロ向けだけではなく、シンプルで一般企業にも使いやすい製品となるよう改良を重ね、国内外で広く採用されるエンタープライズグレードの製品として提供しています。

数多くの国内外クラウド事業者や大手エンタープライズが製品採用

「CLOUDIAN HyperStore」は、2011年3月11日にベータ版をリリースし、、同年9月にはニフティ様のニフティクラウドストレージに商用採用されました。

続いて2012年にはNTTコミュニケーションズ様、2013年にはNTT東日本様のクラウドサービスに採用され、この3年間は、日本を代表するクラウドのニーズに最大限応える製品となるよう開発と事業を日本に集中させました。

一方、欧米やアジアのお客様からは、インターネット経由での問い合わせや期間限定のトライアル版への申し込みが数多く寄せられ、海外にも同社製品を使い本格的なクラウドサービスを提供したいというニーズがありました。

2014年に、産業革新機構、インテルキャピタル、フィデリティから、新たに約24億円の出資を受け、グローバル市場とエンタープライズ分野へのマーケティングや販売活動を開始しました。その際、大手との競争が激しく、動きの速い欧米市場に本格的に取り組むため、シリコンバレーに持株会社を設立し本社としています。

その結果、欧州最大手クラウド事業者を始め、わずか2年間で欧米アジアにある数多くのクラウドや企業に同製品が採用されるに至っています。特に欧米での販売が好調な背景には、世界一品質に厳しいと言われる日本市場で実績ある製品であることや、日米2拠点から時間差を利用し24時間体制で提供する、日本流のきめ細かい製品サポートが高く評価されたという点があります。

また、今後さらに世界中にお客様が増えることを想定し、「スマートサポート」を順次導入中です。これは、お客様のもとに設置されている同社製品の稼働記録であるログを定期的にインターネット経由で自動的に集め、ビッグデータ分析を行い、障害等を未然に発見しサポートを開始するものです。なお、このスマートサポートにおいては、人間では発見の難しい異常値などもAI(人工知能)で検知できるような取り組みを行っています。